小ネタです(^O^)。
「商標登録の申請をおねがいします」
とおっしゃる方がいます。
どうでもよいことですが
「申請」と「出願」って
ぜんぜん別モノです!
では、「申請」とはなにか?
申請とは、書類が形式通り整っていれば
(書式とか手数料とかね)
一律でみとめられる手続をするときに
つかうコトバです。
一方で「出願」とは
まさに願い出ること。
出願後、審査を経て
すべての要件を満たした場合だけ
願いがみとめられるような
手続につかいます。
出願といえば、
もっとも身近なのは
大学受験のときに
大学に提出するアレです。
入学させてくださいと
願い出るための書類が願書。
願い出る行為から「出願」。
当りまえですが
願い出たら合格!
なワケありません。
テストを受け
学力を証明しなくてはならないですよね。
特許や商標もおなじです。
書式のととえて願書を提出しても
それだけでは
特許庁は権利をくれません。
出願後、
特許庁のきびしい審査をうけ
一定の要件を満たした場合だけ
権利が与えられます。
特許庁の審査=入学試験
みたいなものでしょうか。
大学入試でもA判定とかD判定とか
可能性をみて志望校をきめますよね。
特許や商標でも
これはイケそう…
これはきびしいかも…
だからこれは諦めよう
これはトライしてみよう
と考えて戦略を立てたりします。
あらためてかんがえると
つくづく
受験と特許庁審査って似てますねぇ。
ま、こんなこと覚えてなくてもよいです。
飲みの席のネタ程度に。。。
#商標登録
#弁理士
#特許事務所
#知的財産
#商標